2023年もクソの塊
2023年に身の回りであったことを備忘録的に。
まずは社会寄りの部分。
学会発表
これまで活動していた分野と全く違う分野で研究を始めてから、初めて公の場で発表した。常識が違い過ぎて、おもしろい部分と「それでOKなんだ???」となる部分とが混在していた。良くも悪くもぬるい感じ。研究分野の雰囲気って、極端にギスギスしてるか極端にぬるいかの両極端なんですかね。
研究費全落ち
これは仕方ない。教授が全然違うフォームに書類を投げつけていて〆切を過ぎたやつもあるけど仕方ない。
人生2回目の卒論発表
学会発表の延長線上なので、発表自体は特に問題なかった。入試の時も思ったけど、本学の教授(の内、とある分野の方々)は自分の興味とズレていると全く人の話を聞かなくなる人が多い。
一番つらかったのは文献リストの作成と注釈付け。これだけは何回やっても苦行。
今年度も博士になれず
時間と金無さ過ぎワロタ。
個人事業主2年目
お仕事当日に「契約切るので今日から来なくていいです」って言われて、契約書通り契約破棄に伴う違約金を請求したら無視された案件が1つ。2ヶ月くらい経っても音沙汰がなかったので、「このままだと少額訴訟だよ」って連絡したら無言でお金が振り込まれた。クソ客。
私との契約が満期かつ私の都合で延長できなかったので、「別の人を紹介してくれ」って言われたから紹介し、条件色々と調整して当事者同士で書類を取り交わす段階になったら理解に苦しむ理由でご破算にされた案件が1つ。クソ客。
個人事業をやってみて一番大変だったのは仕事を取ってくること、ではなく仕事をしながら一銭にもならない雑事をするストレス。仲介業者も基本的にクソ。とは言え、クソにまみれながら日銭を稼ぐことになるのは雇用されていても同じか。
雇用契約終了
一応雇用もされていた。収入割合は個人事業と半々くらい。
時給は個人事業より低かったけど、客付手数料と考えれば容認できる範囲。問題は客付力の低さと雇用者側の人材がほぼクソなこと。クソ過ぎてやめた。ただ、計画立案も計画実行も連絡もろくにできないのにお給料もらえる環境はちょっとうらやましい。
就活(3回目)
新卒カードが復活したよ!応募書類手書き指定ってまだ存在してたんですね早く滅びろ。応募した中で唯一手書きしたところ(第一志望でない)にお祈りされたけど、機会があっても2度と応募しない。このご時世に応募書類を手書きさせる職場なんて、大体どこかおかしい。
面接は慣れたものなので、最初から喧嘩腰or質問の仕方が下手くそ以外はそれなりに返せたはず。手書きの小論文はちょっとしんどかった。そもそも筆記速度が速くないので時間が不足気味。
結果として第一志望から内定をもらったので、うまくいったということで。
1月からずっとバタバタしていて、まだ走り終わっていない。完璧ではないけれど、及第点でしょう。
次はプライベートな部分。
Twitter(現X)をほぼ使わなくなった
Mastodonへ移行した。移行した理由は複数あるけれど、私がTLを見るだけでインプレッション数が公に見える形で増えて、そこからなんやかんや生じることが一番大きかった気がする。
入ってくる情報は少なくなったけど、実生活にはほぼ支障がない。Twitterは大晦日限定にするくらいでちょうどいいかも知れない。心が弱いので年に一回くらいは使うかな。
お昼ご飯を原則noshにした
コンビニや飲食店へ行く時間ももったいないし、コンビニの食料品よりnoshの方がおいしいし品数多いしで、ランチは原則nosh+炭水化物適量にした。最初は満腹感が得られなかったけど、今は十分満腹感を得られる。余計なものを買うことも少なくなって、徐々に痩せてきた。
冷凍庫に余裕がないと送料でコストがかさむかも知れない。でも、金額に現れないメリットが大きいと感じている。来年度も継続する予定。
他のメーカーも試したけど、総合的にnoshが一番良かった。その内もう一度比較したい。
日本amaz〇nとその契約業者が全部クソ
脱日本amaz〇nはほぼ成功しているものの、まれに他のECサイトで取り扱いがない商品があり、完全には成功していない。そしてたまに使ったときに限って物を壊される。郵便受けも壊される。代品も(不作為とは言い難い状態で)壊されて、代々品は別物が届く。
日本amaz〇nのオペセンへ電話しても相変わらずオペレーターの質が低く裁量がない…というか日本語能力を含めて全体的な対応能力が以前より下がっていると感じた。一人だけ、全く何を話しているか分からなくて、申し訳ないが交代をお願いした(断られたので一度切ってつなぎ直した)。
はじめてのガス漏れ
ガスの法定点検を受けたら検知器が反応した。自由化で電気会社とガス契約をしているため、ガス会社の下請け業者が点検・修理に来訪。修理後、ガス検知器の反応消えず。ガス会社の職員が修理に来訪。修理後、やはり反応消えず。初日は雰囲気採取で終了。
翌朝、雰囲気に都市ガスが含まれていたとのことで再修理。再修理後、いくら経っても反応が消えなかったにも関わらず、作業完了にされる。
ここから本部へ問い合わせ~ガス漏れの正体を判明させるまで1週間。ガス漏れ自体はそれなりの頻度で起こっているけれど、今回はあまり経験がない状況とのこと。ちなみに検知器が反応する状態はまだ続いている。安全性は多分大丈夫。
詳細は端折っているけれど、ガス点検とかガス工事ってこの質で回すしかないんか…と驚いた。どこの業界も人不足。
MacBook Pro 14 inchを買った
Late 2016の15 inchから買い替え。キーボードがkszkだった旧モデルと異なり、まだ壊れていない。初期不良はあったけど。初期不良で交換するときに説明されたAppleCare+の移し替え方法がちょっとどころでなくだる過ぎて、渋ったらサポート側で解決してくれた。こういう体験をさせることで顧客満足度上がったりするのかな。
iPhone 15 Proを買った
初期不良がなかった!すごい!Face IDもTouchIDも一長一短なので、慣れと使い方の問題かな。カメラはSEでも十分だった気はする。暗所だとパワフル。
店舗受取の時、Apple St〇reの店員から振られる話へ適当に返してたら「ふーん…って感じですか?」って言われてちょっとイラついた(お前がiPhoneをいつ買うかなんて興味ねえよ)。あの人たちいつもあんな感じでとても嫌い。多分いい人もいるのだろうけど、私は観測していない。
これだけ書いたにも関わらず、公にできない大クソイベントがまだまだあった1年。みなさんの人生は何色のクソにまみれていましたか?「今年の💩、今年の内に」ということで、年越しそばのつゆでしっかり流して来年へ向かいましょう。
来年の抱負
「無職回避」、これです。ダメだったら純ヒモになります。
2022年度医学科学士編入実施国立大学学費減免制度
高等教育の修学支援新制度によって、高等学校卒業後2年以内に入学できなかった学部生が支援の対象から外れて2年が経過しました。
2020年度の記事は↓
この間、いくつかの大学で新規に独自の学費減免制度が設けられています。今回は医学科学士編入学を実施している国立大学に限定して記載しますが、それでも弘前大学を初め複数の大学が編入学生を対象に含む学費減免制度を提供しています。
注意事項は↑の記事に記載していますが、志望校選択の際は自身の責任で出願校へ制度について確認してください。
旭川医科大学
不明(ホームページが更新されていない?)
北海道大学
なし
弘前大学
あり
秋田大学
なし
筑波大学
あり
https://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/support-scholarship/schoolexemption/202003261515.pdf
群馬大学
なし
東京医科歯科大学
なし
富山大学
なし
金沢大学
あり
福井大学
あり
浜松医科大学
おそらくなし
名古屋大学
なし
滋賀医科大学
なし
大阪大学
あり
神戸大学
なし
鳥取大学
なし
島根大学
なし
岡山大学
なし
山口大学
なし
gakuseishien.jimu.yamaguchi-u.ac.jp
香川大学
なし
愛媛大学
なし
高知大学
なし
長崎大学
なし
大分大学
なし
鹿児島大学
なし
琉球大学
あり
Dualsenseはもう壊れている
PS5のコントローラー(Dualsense)がやたらと壊れる。
最初は今年の8月ごろ。本体付属品の左アナログスティックの反応が悪くなった(FFXIVを初めてからまともに使い始めたので、都合3ヶ月くらいの使用)。9月に修理へ出したところ交換対応となり、10月に新品が到着。少し触って初期不良がなさそうだったのと、ゲームをする時間が無くなったためそのまま放置。
そして昨日、少しゲームをプレイしようとしたらR2トリガーにクリック感と異音(何かが引っ掛かるような音)が生じていた。調べてみると、R2/L2が動かなくなったり常時ON状態になることはよくあるようで。保証期間内だったため即座に修理申込みを終えてから、華麗に俺たちのyodobashi.comで注文。
今日、さすが俺たちのyodobashi.comだ。注文から24時間経たずに新しいDualsenseが到着!これで快適なゲームライフが取り戻せたと疑わず、PS5の電源を入れ、ゲームを起動し、ミッションが始まったらR2で敵を攻撃だ!!!
………カチッ
はいはいはいはい、もう私は分かりましたよ。これ、初期不良ってやつね、まーよくあるよね。きっと俺たちのyodobashi.comがすぐに対応してくれるはずだ!!!
というわけでね、返品・交換について書かれたページを読むわけですね。
https://www.yodobashi.com/ec/support/afterservice/return_exchange/index.html
"ヨドバシ・ドット・コム(モバイルヨドバシ)でご購入商品の返品・交換は、原則として、お客様都合による返品・交換は、未開封・未使用であり、商品到着後8日以内に限り承ります。初期不良による返品・交換は、商品到着後30日以内に限り承ります。"
まあ普通ですね。
"ご要望のお客様は、必ず、事前にヨドバシ・ドット・コムお問い合わせ窓口まで、ご連絡をお願いいたします。事前のご連絡なしに商品が返送されてきた場合には、返品・交換をお断りいたします。あらかじめご了承ください。"
これも当たり前ですね。
"返品・交換ご依頼の前に、下記商品の場合は、事前にご確認をお願いします"
はい、確認します。
弊社にて初期不良と判断できる場合 返品・交換を承ります。 メーカーにて、初期不良と認められた場合 返品・交換を承ります。
今回はとりあえずyodobashi.comへ連絡すれば良さそうですね。
ソニー製品 メーカー規定により、メーカーサポートをご案内させていただきます。
【VAIOカスタマーリンク】
http://vcl.vaio.sony.co.jp/index.html
ソニーの「VAIO・サポートのご案内」の電話番号は、製品に同梱されている「VAIOサービス・サポートのご案内」、各取扱説明書、または「システムのプロパティ」の「サポート情報」でご覧いただけます。 「テクニカルWebサポート」からお問い合わせ内容を所定のフォームにご記入いただくと、ソニーの専任担当者よりメールで回答があります。詳しくは下記のURLでご確認ください。
http://vcl.vaio.sony.co.jp/info/technical.html
【プレイステーション、PSPなどのゲーム機】
ソニーサポートダイヤル 0570-000-929
おっと?
これはね、もう私ほどの初期不良マイスターになるとね、わかっちゃうんですよ。ソニーはプレイステーション関連のサポートを他の製品から分離しているので、ここは最初からプレイステーション専用窓口へ問い合わせるのが好手なんですね。で、結局品物を見ないと判断できないので修理窓口へ送る必要が出てくる、と。
………つまり、私の手元には一つもDualsenseが残らない…ってコト?!Dualsenseが2台になるから充電スタンドまで買ったのに??充電スタンドだけあってもゲームできないんだよ???
結局追加の修理申込みをして、yodobashi.comの箱へ新品のDualsenseとやや新品のDualsenseをぶち込み、コンビニで発送手続きをして酒を買って帰ってきたってわけ。
この時の私は、まだこれが一連の出来事のプロローグであることに気付いていなかったのだ―――――。
PUI
モルカーなるものが流行っているらしい。数年前はPoiPoi言ってたオタク達も、今はPUIPUI言っている。オタクは半濁点に弱いので仕方ないが。
さて、当たり前だが地球上において、四肢の代わりに四輪が付いており、さらに人がその内部へ入り込んで任意の方向へ移動できる哺乳類(のような)生き物の存在は知られていない。故に、このモルカーなるものは想像の産物であるが、その車体(?)構造と実現可能性について以下へ垂れ流す。
脊椎動物の脊椎動物たる所以は脊椎、すなわち内骨格の存在である。モルカーも見た目は脊椎動物に近く、内骨格を持つと推察される。では、モルカーのように自らの内部で強固な骨格に囲まれた空間を作り上げることはできるのだろうか。
この疑問に一つの回答を与えてくれる生物がいる。カメだ。カメは腹背にそれぞれ堅い甲を持ち、内部に臓器を格納する。よって、モルカー体部のような骨格の形成は不可能でないと考えられる。
ただし、カメの脊椎は頭の後方で湾曲し、背甲の腹側を通過して尾方へ向かう。モルカーは頭部上方に窓のような構造が認められるため、この部分を脊椎が通過しているとは考えにくい。よって、モルカーの脊椎は車体の内部を通過して尾方へ向かうか、腹側をまっすぐ尾方へ向かうかの2通りが考えられる。いずれにしても天蓋の形成はカメと異なるように見受けられる。
では、モルカーの天蓋はどのようにして形成され得るだろうか。一つの可能性としては椎骨横突起の背側へ向けた伸長と伸展がある。この場合、天蓋部の正中で両側横突起の癒合が生じると考えられる。モルカーの内臓は人間が入る空間の下方で肋骨により堅牢に守られるため、合理的である。もう一つの可能性として、天蓋肋骨説がある。すなわち、モルカーの内部を肋骨が上行し、両外側方へ向けて傘を描くように走行することで、天蓋と車体側方を形成する。しかし、この場合はモルカーの内臓と人間の間に骨でできた隔壁が存在しないため、前述の可能性と比べてやや合理性に欠ける。個人的には天蓋横突起説を押したい。
モルカー前部側方の骨格については、頭蓋骨の外側から突起が伸長し、天蓋の骨格と癒合しているのかも知れない。モルカーのドア部については、肩甲骨や大腿骨で説明が可能と考える。車輪部についてはおそらく運動ニューロンが投射しているが、前輪は手、後輪は足(脚ではない)に相同であると考えればよいだろう。車輪自体は人間の手で後付けされたものである可能性が高い。
モルカーの骨自体の性状についても様々に考えられるが、骨が折れることを前提に考えると、鳥類のように脆い骨の方がより安全であると考える。骨が硬いと、事故で骨折した際にその骨は乗車している人間の安全を脅かす凶器となる。そのため、軟部組織を貫通しない脆い骨の方が、人間の安全という面で評価が高くなるだろう。
続いて、車体表面について考える。車体表面で最も問題になるのは路面に近い部分だ。モルカーと路面舗装のどちらが先に出現したかにもよるが、画像を見た限りではモルカーの腹部はかなり路面に近い。そのため、皮膚表面の角化が不十分だと、モルカーの腹部皮膚はあっという間に傷だらけになってしまう。故に、モルカーの腹部表面は相当に角化が進んでいるのではないだろうか。もしかすると、カメのようにかなり硬くなっているのかもしれない。
以上、モルカーの実現可能性についてざっと考えてみたが、意外とどうにかなりそうな気がしてきた。気が向いたらモルカーの生理学についても考察してみたい。
一生幸せになれない人
数年ぶりに私的な空間で自分の悪口を面と向かって言われる機会があった。おそらく中学校以来ではないか。
研究に対する穿った批判を頂戴したり、業務においてクレーム対応したりということには慣れているので、延々と悪口を聞かされること自体は耐えられないほどの苦痛ではなかった。むしろ時間と金を無駄にしていること、せっかくの料理と酒を楽しめないことの方が苦痛であった。
悪口の内容について詳細は省くが、当然のように一切建設的な内容はなく、事実が歪曲されている部分も多かった。私自身の行動に問題があれば批判を受け止めた上で改善もできよう。しかし、悪口の場合は過去に戻って何か変えるとしても、相手との関係を断ち切ることしかできない。
私自身、聖人ではないし、どうしても苦手なタイプの人間はいる(逆に私のことを苦手な人間も大勢いる)。そのような人間と遭遇した場合は大体距離を取って、関係が無限希釈されるまで待つ。これは、どうやら相手が私のことを苦手そうだと察した場合も同様である。無理に関係を維持しようとしてどす黒い感情を抱えたとしても、誰も幸せにならないからだ。この結果、中学校卒業以来、私(のこと)が苦手な人間との関係を無理に維持することはほとんどなく、良い友人に恵まれて生きてきた。
私は配偶者の実家に居候することはあっても自らの実家に宿泊しない程度には自分の家族が苦手で、可能な限り距離を取って生きてきた。進学先も実家から出られることを第一に考えて選択した。その際、家族と絶縁しても生きられるような"保険"も利用できるようにした。当然だがこれらは一朝一夕に行えることではなく、10年以上の単位で計画・実行した。無論、環境・運に恵まれたことも大きいが、全ての人間が環境頼りで事を成せるはずもなく、私自身も必要最低限の努力はした(はずだ)。
話を戻そう。私の理解では、悪口とは徹底して発信者の都合による。相手の事情など考慮せず、自らの事情にのみ基づき、相手との対話可能性を消し去るものである。対話が不可能であれば、その相手と関係を維持することはできない。
極論かも知れないが、悪口とは自己愛の究極形だと思っている。自分が気に入らないものに対する攻撃で得られるものは、自分が気に入らないものの排除だ。排除により、発信者は自身を守ることができる。しかし、世の中には人も物もあふれており、次から次へと出現する気に入らないものたちは排除しきれない。結果、悪口を言う人間は延々と悪口を言い続けることになる。仮に悪口として発露しなくても、負の感情を抱え続けることになる。
これを解消する一つの方法は他者を尊重することだろう。自身の思想や立場があるように、他者にも思想や立場がある。理解できなくても他者を尊重できれば、悪口による攻撃は容易にできないはずだ(と、私は思う)。
もっとも、他者を尊重することは容易にできることではない。これを踏まえると、悪口を言う人は一生幸せになれない人なのかも知れない。私はその生き方を尊重するが、これまでの生き方に倣って、関係は無限希釈する。
地雷ならかわいいもの
人を"地雷"と形容することは珍しくない。恋仲になると途端に態度が豹変したり、例は色々と挙げられる。
ただ、地雷は踏まなければ爆発しない。つまり、回避できる可能性がゼロではない。何回か踏むと感覚がつかめてくるので回避率も上がる(そして別の場所で爆発した話を聞くのだ)。
問題は、V-1のように一方的に飛んでくる爆弾だ。こればかりはどうしようもない。此方のあずかり知らないところで製造され、容赦なく飛んでくる。迎撃しようとすれば爆発に巻き込まれる可能性があるし、周囲に誤爆が生じる可能性も高い。
これはもはや災害である。地震や豪雨などの災害に対して備えが必要なのと同様に、"人災"にも備えなければいけない。ただ、どう備えればいいか、私には皆目見当がつかない。
助けてくれ瑞鳳ちゃん!
PCとは増えるもの
クソ忙しい夏のある日、MacBook Pro (15 inch, late 2016)のキーボードが壊れた。
MacBook Pro (15インチ, 2016) - 技術仕様
発売当時、Touch barを搭載して物理escキーを排したことで物議を醸したモデルだ。そして、史上最低のキーボードを搭載したことでも有名である。
このキーボードは叩く時の力が少なくて済み、個人的には下手なメカニカルキーボードよりも好きだ。ただ、入力装置である以上、正確に入力できなければ好み以前の問題である。そして、実際このキーボードは壊れやすく、キーボード修理プログラムが準備されている。
MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム - Apple サポート
私のMacBook Proも昨年いくつかのキートップが外れ、このプログラムが適用された。それから1年が経ち、昨年交換しなかったキーに不具合が出始めた。特にスペースキーの反応が悪く、作業に影響が出たため、Appleストアで修理してもらった。特に問題がないとのことで、10~15分程度で修理が完了した。
明くる日、作業を開始しようとMacBook Proを開いた瞬間にスペースキーが外れた。
修理して3秒で故障って、もう修理じゃないじゃん。しかも症状が悪化しているし。キーボード破壊プログラムに名前を変えてしまえ。結局、再度Appleストアへ持ち込み、トップケース自体を変えることに。
…で、困ったことに修理が完了するまでの約3週間使えるようなノートPCが手元になかった。1週間は配偶者のノートPCを借りることができたが、他人のノートPCに負荷をかけ続けるのは流石に気が引ける。今後も何かトラブルが起きた時に代替機が無い状態は避けたく、新しいノートPCを買うこととなった。
作業環境自体はmacOSでなくてもよく(自宅ではUbuntuをメインにしている)、配偶者から借りたPCではWSLでUbuntuを動かしていた。macOSを利用していた理由も、PDFの閲覧を含む事務作業が捗るという理由が大きい。
新しいPCに求めることは、そこそこのCPU性能とSSDのアクセス速度(PCIeベース)、RAMの拡張性(32GB以上)。SSDのアクセス速度は数十GB単位のファイルを扱うことが多いため、RAMは16GBだと不足することが多かったということが理由だ。2つの記録デバイスを内蔵できるとデュアルブートできて尚良い。
ここまで条件を書き出したところで、数日前にTLへ流れてきたPCを思い出した。
要件をすべて満たす上にOfficeまで付いてくるので、国内で正規販売されているノートPCと仕様面でも価格面でも競争にならなかった。筐体は樹脂製だが、個人的にこだわりはない。
以下のような購入レポートがあり、1週間程度で届きそうだったのと、セールをやっていたので即購入。
購入即発送されるの図。
初回配達は8/24で、運送業者はFedEx。不在だったため荷物は日本郵便に渡され、受け取ったのは8/26。
上で見えているのは外箱で、商品はしっかり梱包されている。
PCが届いたら開けるのは、フィギュアが届いたらパンツを見るのと同じで、人として最低限行うべき礼儀作法。
左下に2.5インチのSATA3接続HDD/SSDを搭載できる。
メモリーモジュールは1枚かと思ったら2枚だった。安心のMicron製。
SSDはKIOXIA製を引いた。留めているネジが硬すぎてネジザウルスを買う羽目になったのだが、それはまた別のお話。
送料+消費税で約\76,000也。同等スペック品がほぼ同額なので、Officeが付いている分ZHAN 66の方がお得(使うのであれば、だが)。
(当たり前だが)日本HPではサポートが行われないため、中国HPに問い合わせることになる。サポートページにZHAN 66の日本語資料があったからもしかして…と思ったが、「手元に情報がありません」で門前払いされた。
余談だが、冒頭に登場したMacBook Proはトップケースとロジックボードが無償で交換された。保証期間が切れていたのでロジックボード代を請求されてもおかしくないのだが、他の人も同様の対応なのだろうか。メインPCとしては引退だが、キーボードが壊れるまでは軽作業でがんばってもらう。